営業は顧客対応が仕事。
ビジネスの場ではお客様に失礼がないよう、身だしなみには気をつけなくてはいけません。
また、営業職は外回りも多いため、夏の暑さ対策は必須です。
気温だけでなく、汗や日差しも注意したいところ。
- 夏はジャケット無しでもいいの?
- 夏のおすすめの服装は?
- 暑さを乗り切るには?
そこで、今回は女性営業のために、夏の服装のポイントと、暑さに負けないおすすめアイテムを紹介します。
【女性営業の夏の服装】服装のポイント
営業は男女問わず、1年を通じて身だしなみをきちんとしましょう。
もちろんスーツを着用すればよりしっかりして見えますが、業界によってはスーツ以外でもオフィスカジュアルできちんと感があればOKという職場も多いのではないでしょうか。
ちなみに、私はIT業界に勤めていますが、男性はスーツ、女性はオフィスカジュアルが多い印象です。
ここでは、女性営業の夏の服装のポイントを解説します。
夏はジャケットを持ち歩こう
暑い夏でも、客先への訪問時や来客対応時はジャケットは必須です。
オフィスカジュアルOKな職場でも、お客様と会う時はジャケットがあった方が、よりしっかりした印象を与えることができるでしょう。
ただ、移動時にまでジャケットを着ると汗だくになってしまいますよね。
そこで、夏はジャケットをバッグに入れて、訪問直前に着用することをおすすめします。
夏用の薄くて軽いジャケットを選べば、バッグに入れて持ち歩きやすいですよ。
また、営業は急遽お客様のところへ向かう場合もあります。
(急遽、の中には障害対応の謝罪もあります)
いつもジャケットを持ち歩いていれば、急な訪問でも対応できるので安心です。
ジャケットは素材で選ぼう
夏のジャケットは裏地なし、薄手のものがおすすめです。
先ほどご紹介した通り、夏はジャケットを持ち歩くことを想定して選んでみましょう。
軽くてになりにくい素材を選べば、移動時にジャケットを畳んでカバンにも入れても安心です。
生地は通気性の良いサマーウール、リネンが夏らしいですよ。
また、夏は汗をかくので、家で洗えるとジャケットを清潔に保つことができます。
毎回クリーニングに出すのは金額も気になるので、ウォッシャブルタイプを選ぶと経済的です。
(番外編)ジャケットなしでもOKの場合
お客様との関係性や業界によってはジャケットなしでもOKという会社もあるかもしれません。
または懇親会などでジャケットを脱ぐ場合もありますよね。
ジャケットなしでもOKの場合、インナーはしっかりして見えるものを選ぶと良いでしょう。
女性用のオフィスインナーも色々ありますが、襟のあるタイプがきちんとして見えるのでおすすめです。
襟のある服の中でも、ワイシャツであれば問題ないと思います。
普段、ワイシャツを着ない方は「ワイシャツはアイロンがけが面倒」と思われるかもしれませんが、形状記憶のものであればアイロン掛けも要らず、気軽に着ることができます。
また、ワイシャツはデザインも豊富なので、選ぶのも楽しいですよ。
夏のスーツも1着あると便利
ここまで夏の服装ポイントを解説してきましたが、ビジネスの場はスーツであれば間違いありません。
特に、プレゼンや商談など、ここぞという時にはスーツが間違いないと思います。
オールシーズン着られるスーツも便利で良いですが、夏用のスーツも1着あると便利です。
夏用のスーツを買っても、あまり着る機会がないかもしれないと思われる方もいるかもしれません。
しかし、スーツは必ずしも上下セットで着る必要はなく、手持ちのアイテムと合わせて着ることもできるので、アイディア次第でいくらでも活用することができます。
スーツの色はネイビーやブルー系は夏でも重くなりすぎず、きちんとした印象を持てるのでおすすめですよ。
ただし、濃い色は太陽の光が集まり熱くなりやすいというデメリットもあるので、移動時には注意が必要です。
また、夏はベージュやグレーなど明るい色にも挑戦しやすいですよ。
明るい色は顔もパッと映えるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
【女性営業の夏の服装】おすすめジャケット
それでは、ここからはオフィスカジュアルでおすすめのジャケットを紹介します。
夏のジャケットを選ぶときのポイントは下記のとおりです。
夏のおすすめジャケットを紹介
それでは、先ほどのジャケット選びのポイントを踏まえ、おすすめのジャケットをご紹介します。
おすすめ①
こちらのジャケットは「ウォッシャブル」かつ「シワになりにくい」という特徴があります。
また、裏地もなく通気性が良いので、暑い夏でも着ることができます。
テーラードとカラーレスの2デザインあるのですが、私個人のおすすめはカラーレス。
首から胸にかけてデザインがスッキリするので、とてもスマートに見えると思います。
カラーレスタイプを持っていない方には特におすすめです。
色はベージュ、ライトグレー、ネイビーの3色展開。
手持ちのボトムスに合う色を選んでみてください。
おすすめ②
次のおすすめ商品は、「うすカルジャージー」という素敵な要素てんこ盛りのジャケットです。
軽くて通気性がよいだけでなく、吸汗速乾素材付き。
夏でもサラッとジャケットを着ることができます。
さらに汗脇パッドも付いているので、汗染みがわかりやすいグレーなどの淡い色でも安心です。
そして、ジャージー生地なので非常に動きやすいのも魅力的です。
セットアップのセミフレアスカートやテーパードパンツも販売しているので、上下セットで揃えるとどんな場面でも使えますね。
おすすめ③
もうスタンダードな夏のジャケットは持っているという方におすすめなのが「サックス」カラーのジャケットです。
サックスは、白にもネイビーにも合うので、手持ちのお洋服にも合わせやすく、手軽におしゃれ感を出すことができます。
男性のジャケットでは少ない色なので、パッと目を引くことができます。
気になる方はぜひ挑戦してみてください。
ちなみに、同じシリーズの「モカ」は秋まで使えそうな色なので、こちらもおすすめです。
【女性営業の夏の服装】暑さに負けないおすすめアイテム
外出が多い営業職は暑さや紫外線対策が必須です。
そこで、暑い夏に負けないおすすめアイテムを紹介します。
折りたたみ日傘
移動の多い営業にとって、日傘は必須だと言えます。
昔は日焼け対策として日傘をさすことが多かったかと思いますが、最近は暑さ対策にも有効です。
近年は男性も移動中に日傘をさす姿を多く見かけますよね。
遮光率の高い商品であれば、傘の下は気温が10度以上低いとされています。
また、顧客訪問時はカバンにしまえるよう、コンパクトかつ軽量な折りたたみタイプがおすすめです。
できるだけ手持ちの荷物が少ない方がスマートに見えます。
制汗剤
どんなに気をつけていても、夏は汗をかいてしまいます。
しかし、汗をかいたままの姿でお客様へ不潔な印象を与えるのはNGです。
特に脇は汗染みが目立つので対策が必要となります。
移動前後に制汗剤を使用して汗が目立たないようにすると良いでしょう。
扇風機
小型の扇風機があると汗も引きやすいので便利です。
顧客訪問時は時間に余裕を持って移動し、訪問先到着後は扇風機の風で涼んで汗を抑えると、落ち着いて打ち合わせできます。
最近はおしゃれなデザインの扇風機も多く、可愛いですよね。
冷たいタオル
最近は使い捨てのタオルがあるので便利ですよね。
首元を冷やすと一気にクールダウンできます。
日焼け止め
外回り時は日焼け止めなしではすぐに黒焦げになってしまいます。
朝、日焼け止めを塗るのはもちろんですが、こまめに塗りなおすことが重要です。
ただ、忙しい仕事の合間に日焼け止めを塗り直すのは正直面倒。
特に、足はストッキングを履いているので、気軽に塗り直すことはできませんよね。
そんな時、サッと一吹きできるスプレータイプが便利ですよ。
シュシュっとするだけなので、移動の合間にも使いやすいのでおすすめです。
【女性営業の夏の服装】服装の注意点
夏の服装の注意点をご紹介します。
透けない素材を選ぶ
夏のインナーは爽やかな印象を与える白やライトブルーなど薄い色が多くなるのではないでしょうか。
淡い色合いの服を着る際に注意したいのが「透け」です。
下着が透けるのはとても下品ですよね。
インナー・トップスだけでなく、パンツやスカートでも同様です。
夏は生地も薄くなるので、透けにくい素材を選ぶことがポイントです。
洋服の購入時に透けないか必ず確認しましょう。
胸元は開きすぎないように
ジャケットの下に着るインナーは、色々なデザインがあり、おしゃれを楽しめると思います。
夏はVネックにネックレスを合わせるととても素敵ですよね。
しかし、あくまでもビジネスの場なので、胸元は開きすぎないように注意してください。
営業はお辞儀をする場面も多いため、首元がゆったりしている服は、屈んだ際に下着が見えないか事前に確認しましょう。
スカートは短すぎないように注意
夏だからといって短すぎるスカートはNGです。
フォーマルということを意識して、スカートの丈を選びましょう。
スカート丈はは膝下か膝丈がベストです。
膝やや上の長さだと、立っている時はあまり気にならなくても、座ると裾が上がってしまうので注意が必要です。
【女性営業の夏の服装】まとめ
営業はお客様とお会いする機会が多いため、身だしなみには特に気をつけなければいけません。
夏は暑くジャケットが鬱陶しく感じるかもしれませんが、ビジネスの場としてきちんとした格好をすることで、相手にきちんとした印象を与えることができます。
夏用のジャケットと暑さ対策アイテムを活用し、夏を乗り切りましょう。