秋は運動会や遠足などのお弁当シーズンですね。
子供が生まれる前は、不器用な私は一生キャラ弁は作らないと思っていました。
でも、ある年遠足のお弁当にキャラ弁をリクエストされてしまい、私でもできるキャラ弁はないかとたくさん検索した覚えがあります。
今回は、不器用な私でもなんとか子供を喜ばせることができたキャラ弁の作り方を紹介します。
こんな人に読んでほしい
- キャラ弁を作ったことがない人
- 子供にキャラ弁をリクエストされて困っている人
- 子供にキャラ弁をリクエストされて困っている人
- できるだけ楽にキャラ弁を作りたい人
オブアートとは
オブアートとは、オブラートアートのこと。
オブラートに食紅等でイラストを描き、チーズやパンなどの食品にのせるだけで簡単にキャラ弁が作れてしまいます。
海苔や薄焼き卵などの食材を駆使して作るキャラ弁よりも簡単にできるので、忙しいママの味方と言えます。
オブアートキャラ弁作りに必要な道具リスト
オブアートのキャラ弁を作るのに必要な道具を紹介します。
どれもインターネットやドラッグストア、100円均一で揃えられますよ。
<必要なグッズリスト>
- オブラート(シートタイプ)
- フードペン
- 食紅
- 筆
- パレット
- クリアファイル
- マスキングテープ
- 除菌グッズ(スプレータイプ、シートタイプ等)
- フリーザーバッグ
オブラート(シートタイプ)
オブラートにはシートタイプ、袋タイプ、ゼリータイプなどありますが、オブアートではシートタイプを使用します。
パッケージが袋タイプとよく似ているので注意が必要です。
シートタイプのオブラートでも形は色々ありますが、お好みのものを準備してください。
オブラートはドラッグストアなどの薬を扱うお店で購入できます。
私はお得だった丸型を購入しました。
フードペン
これがオブアートを劇的に楽にしてくれました。
普通に絵を描くだけでそれらしくなります!
とりあえず黒だけでも買っておいて損はないでしょう。
ちなみに、太さは2種類ありますが、スキニータイプでちょうど良い感じでした。
食紅
色まで塗るなら食紅もあると良いでしょう。
カラーのオブアートはお弁当の見た目も華やかにしてくれます。
食紅は数色セットで買っておけば、色を混ぜることができるので便利ですよ。
食紅はお菓子作り売り場にあることが多いようです。
私はインターネットで5色セットを買いました。
筆
お弁当に入れるサイズのオブアートは必然的に細かい絵になるため、筆はネイル用の細い筆が一番塗りやすかったです。
広く塗る用に少し太めの筆もあっても良いかもしれません。
筆は100円均一で十分でした。
パレット
食紅を出すのは使い捨てパレットがおすすめです。
何色も使えるため、色塗りが捗ります。
また、残った分を取っておく時も重ねて置いておけば良いのでかさばらないのは良い点です。
100円均一にも売っているので、探してみてください。
クリアファイル
絵を描き写す際に使います。
挟んだ絵がよく見えるように透明度の高いものを準備しましょう。
透明な下敷きでも代用可能です。
マスキングテープ
オブラートをクリアファイルに固定するために使用します。
除菌グッズ(スプレータイプ、シートタイプ等)
オブラートをクリアファイルにセットする前に、クリアファイルや下敷きを消毒するために除菌グッズは欠かせません。
アルコールスプレーや除菌シートなどを準備しましょう。
オブアートは最終的に食べるため、キッチン用など口に入っても大丈夫と記載のあるものの方が安心かと思います。
フリーザーバッグ
絵を描いたオブラートを保管するのに使用します。
オブアートは描き溜めができるため、保存用のフリーザーバッグはあると便利です。
(おまけ)ハム、スライスチーズ
絵を描いたオブラートを貼る台紙代わりになります。
チーズは色が白いのではオブアートの色が綺麗に映えるのでおすすめです。
※この時、とろけない普通のスライスチーズにしてください。とろけるスライスチーズだと、お弁当の中でふにゃふにゃになる可能性があります。
スライスチーズだけでは土台として不安定なので、スライスチーズの下にハム重ねると安定します。
そしてハムとチーズはとても合うので、食べても美味しいですよね。
オブアートのやり方
では作り方をご紹介します。
キャラ弁にするイラストを決めて印刷
まずはオブアートしたいイラストを決めましょう。
スマホやタブレットの画面に表示させて写すやり方もありますが、私は印刷しちゃいます。
絵を写すだけなので、カードゲームのカードなども利用できます。
クリアファイルに挟まなければ、本や雑誌などの大きなものでも大丈夫です。
※この時、サイズには気をつけてください。
あくまでお弁当に入れることを想定してサイズ設定しましょう。
クリアファイルに挟む
オブアートにするイラストをクリアファイルに挟みます。
イラストが動かないようにテープなどで固定してもOKです。
事前にキッチン用のアルコールスプレーをクリアファイルに吹きかけ、キッチンペーパー等で拭き取る等して除菌しておきましょう。
オブラートをセット
次にオブラートをイラストの上にセットします。
この時、ツルツルの面を上にすると描きやすいです。
イラストを書き写すのに邪魔にならないよう、イラストの端の方をマスキングテープで固定しましょう。
イラストの四方を固定すると安定して描けます。
また、オブラートは破れやすいため、心配な方は2枚重ねると安心です。
フードペンで縁取り
イラストとオブラートがセットできたら、フードペンでオブラートの上からイラストをなぞるだけです。
オブラートは破れやすいため、あまり力を入れずに描くのがポイントです。
サーっと撫でるように描いていきましょう。
描き終えたらしっかり乾かしてください。
食紅で色つけ
フードペンが乾いたら食紅で色をつけます。
オブラートをもう1枚重ねてから色つけすると綺麗に仕上がるようですが、私は1枚のままでやっています。
食紅を少量パレットに出して、水をつけた筆に馴染ませましょう。
この時、水分が多すぎるとオブラートがシワシワになってしまうので注意してください。
また、何度も同じところをなぞると色むらができてしまったり、最悪の場合破れてしまったりするので気をつけましょう。
完成
食紅が完全に乾いたら完成です。
私は夜描いて、朝まで放置しています。
完全に乾いたらそっとクリアファイルから外しましょう。
フリーザーバッグに入れて保管できるため、時間があるときに描き溜めておくことも可能ですよ。
(おまけ)スライスチーズに貼り付け
お弁当に入れる時は、完成したオブアートを何かに貼り付けるのですが、私はスライスチーズに乗せています。
オブラートを貼り付けるときは、スライスチーズの包装は完全に撤去することをおすすめします。
実は、私は初めてオブアートを作った際、完成間近でチーズの包装がオブアートの上に被さり引っ付いてしまい、絵の部分が破れてしまったという苦い経験があります。
スマホの画面保護を貼るようなイメージで空気ができるだけ入らないようにすると綺麗に貼ることができます。
スライスチーズのしっとり感で貼り付けられるので、特に下処理は必要ありません。
貼り付けた後、空気が入ったところをトントンと優しく押さえましょう。
何度も同じところを押さえすぎると色移りが起きたりするので注意が必要です。
まとめ
今回はオブアートに必要な道具とそのやり方を紹介しました。
時間のないワーママには、なんと言ってもフードペンがおすすめです。
絵を描くのが得意じゃなくても、イラストを写すだけなのでクオリティ高くキャラ弁を作ることができます。
キャラ弁作りは大変ですが、子供には喜んでもらいたいですよね。
オブアートなら簡単にキャラ弁を作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。